「損小利大」

おそらく誰もが夢の思う考え方だと思います。

では、このプロトレーダーがよく語る「損小利大」をやれと言われて出来ている人はどれぐらいいるのでしょうか?おそらくほとんどの人が出来ていません。ましてやそれを語ってるプロトレーダーも出来ていません。それぐらい難しい事をやらなければいけないと言う感じで語る人が多い気がします。
中には「私の尊敬しているプロはやっている利益画像も見せてもらった」など意見もあると思います。では、仕掛けから手仕舞いまで全てリアルタイムで見せてもらいましたか?後出しの画像なんかどうとでも勝っているように見せる事が可能です。実際のお金を使い勝負を行う世界です。まずはその人がホンモノかどうか確信もてるまで行ってください。

はっきり言って「損小利大」を狙って行うのは年1回出来るかどうかです。年に複数回出来たとしても冷静に検証をしてみるとこれはただの偶然、運がよかっただけとなります。中には自信過剰な方はそのあと増長して無謀なトレードに走り破綻するのがオチです。

で、私の語っている利益が出たら手仕舞いは、その「損小利大」を取る為の第一歩の練習方法、基礎の基礎です。

多くの人が仕掛けのタイミングばかり勉強し手仕舞い方法、いわゆる一番肝心な利益を確定させる勉強をおろそかにさせがちです。
トレンドラインに来た。「買いだ」とポジションを取得したあとに手仕舞う場所や損切りする場所を決め、指値、逆指値を入れてませんか?
最も重要なのが手仕舞いです。技術的には仕掛けより手仕舞いをまず勉強をしないといけないのです。

その一つの方法が利益になったら即手仕舞いです。
そこから色々な事を学ばないといけません。特に心理的にです。
「手仕舞いしなければもっと利益が出てたのに」「手仕舞いして助かった。市場が反転して損失になる所だった」など自分の心理面と戦う必要もあり、この心理面の動揺は簡単に今のトレードスタイルに反映されマイナス方向に向かっていきます。
私としては、利益が出たら即手仕舞いは2~3年は続けないと意味がないと思うぐらい重要な作業です。技術的にも心理的にも相場に慣れる為の訓練です。
相場は5年10年後を見据えてプロになる世界です。2~3回やって「わかった」と理解し行える世界ではありません。頭ではわかっていても行動が出来ないのです。これは心理的な慣れも未熟な部分が大半を締めます。
プロを目指すならスポーツでも将棋でも何度も繰り返し練習しなければいけません。当然相場も同じです。数学で微分積分習いました?その前に四則演算ならいましたよね?何事も順番が必要なのです。
過去のチャート見て底から天井を見つけ「ここで買い」「ここで売る」考えれば誰にでもできます。プロ野球中継みて私が「今のストレートならホームラン打てたわ」と言ってるのと同じです。

今「質問箱」見直して質問に答えが少しずれてたのに気づきました。
元は同じですので、このままいきます。相場の世界では、逆張り、つなぎ、順張りと一連の動作があります。今ほとんどの人が単発の順張りで行っていますが、相場師の世界では、上げ下げのうねりの波を取る事が基本と言うか目指すべき場所になります。つまらない淡々と同じ作業の繰り返しの中でうねりをとる「つなぎ」は相場師の目標になっています。
その為い必要なのが「ナンピン」改め「分割」です。「分割」をする事によって今保有中の玉を操作する事ができます。この分割を利用することで「つなぎ」を行いやすくできるのです。この事はまたどこかで。

つまり、分割を推奨しているのも利益がでたら即手仕舞いなのも、これを見ている人がプロになれる事を前提にお話ししています。何年先の事になるか、それとも挫折する事になるかわかりませんが、「今金が欲し」と言う人に対する発言は一切してないのでご了承ください。

簡単に言いますと、

分割で利益がでたら即手仕舞い→利益が出たら半分手仕舞い→利益がでたら利を伸ばせ

と大げさに言うとこんな感じです。分割で入れてますので怖い場合は4分の3手仕舞いなんて自分の精神面と相談する事も可能なのです。そして「つなぎ」へと発展させ「順張り」を目指すのです。

「順張り」は最後。つまり一番難しい危険な技法をほとんどの人が最初に行っているのが現状なのです。

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