さや取りの準備

事前準備

さや取りは「裁定取引」とも呼ばれていますが、この名前を聞いた事がある人は少ないと思います。まして、やり方になるとほとんど謎につつまれています。
比較的簡単で安定して利益をだせるこのやり方が表の世界に出ないのは、もちろん「勝つ人」と「負ける人」を区別する為です。
大きな機関投資会社などは普通に行っているこの技法でも、小さい機関投資家の中では名前は知っているがどのようなものなのかも理解しない人が増えてきている気がします。
数多くある機関投資家の間でも、チャートにラインを引いてトレードしようとする所が増えて、過去からある、安全で確実な技法を使わないようになっています。

何故、このような安全な技法が行われないのかは、人間は頭の良い生き物で作業の効率化を進めようとしているからです。この「さや取り」の技法は毎日コツコツ地味に資料を作り研究しひたすらルールに従いトレードするやり方です。市場の大きな上下の波の中で波を小さくし安全を優先して少ない利益を取る技法は効率が悪く少しずつ認知度が低くなってしまいました。

ここでは、この認知度の低いこの技法の研究を行っていきます。

無駄話が多くなる癖を直さないといけませんね。

必要な資料は、「場帳」「玉帳」「元帳」「グラフ」です。
「はてなブログ」には簡単に書きました。

場帳

・日々の相場の値動きを記録して値の変動を感じ取り、売買の判断をする記録簿。

私のトレードスタイルを見て頂けると1日1回しか行ってない事がわかります。つまりその時間帯の価格の「値」を記録して行きトレードの判断とするのです。
時系列で、一昨日の値は?昨日の値は?今日の値は?と見て価格がどのような場面のどの状況にいるのかを判断しトレードして行くのです。
ほとんどの人がチャートを見るだけでの判断ですが、チャートは「アナログ」、値は「デジタル」です。トレード精度を高めるには「デジタル」が必須です。これは常識的に理解できる部分かと思いますが、面倒なのでみんな「アナログ」での作業です。チャートに必死にライン引いて頑張ろうがやっている事自体が既に間違っているのです。

場帳には今日の日付、「さや」の基軸となる2つの通貨ペアと、その「さや」の「値」を記入して行きます。中には1日2回や3回トレードするスタイルの人がいますので、それに合わせた資料を作っていきます。

玉帳

・主に建て玉を記録して行きます。その中で利益はどのようになっているのか、資金はいくらあるのかなど常に把握できるように記録。

私が毎日投稿している画像のようなものですが、あれはかなり簡略されています。ここでは、ルール化されたトレードを淡々とこなすだけの作業となりますので利益や資金も省略していきます。つまり損益に関する感情もなく、資金に対する不安も必要のないトレードをしていくと言う事です。
私の場合は、場帳と玉帳を融合させたものになります。

元帳

・資金、利益、年率など今の資産の現状を把握できる帳簿。

玉帳の代わりに元帳を作成し資金管理をしています。FXの場合は週末が休場となりますので、その時に締め利益や年率を計算し今自分がどのような状況なのかを判断していきます。
この「どのような状況」も奥が深く「利益が出ているから今流れに乗っている、もう一儲けしよう」「利益が出ているから調子に乗る可能性があるのでここは気を引き締めてトレードしていこう」と2つの感情に分かれてしまいます。ここでは、徹底的に後者でいきます。「負けない」ようにすれば勝てる世界なのを理解してください。欲は破綻を生みます。

※画像なんかも投稿したいのですが、今現状身バレの可能性があるので行いません。有料化になりましたら投稿する予定です。

グラフ

・特に必要ないと思いますが、ルール化をする上での判断基準にする為に必要な資料になります。

チャートを見ないと言いながら必要な資料にグラフが必要?と思われますが、残念ながら必要です。グラフは自分で手書きで記入し作っていきます。「さや取り」のルール化の中でグラフによるトレードルールも含まれています。ほとんどの人がやれないのがこの「グラフ」の作成です。

最後に

準備するだけでかなりの時間がかかると予想されます。つまり、ここまでやらないと勝てる世界ではありません。本当にチャートに楽しくラインを引くだけで勝てると思ってました?SNS上で本当にトレードで利益を上げてそうな人に、Twitterでプロトレーダーは何割いるかと聞いてますが、皆さん1%もいないと答えています。私もその意見に賛同です。投稿記事なんか見てると「かっこいい名言」っぽく言ってますが、現実は真逆の意味不明な投稿ばかりです。私でも「何言ってんだコイツは?」って思ってしまうぐらいですからね。
楽して稼ごうと入ってきた相場の世界でしょうが、現実は厳しい世界です。まずは、土台作りとしてトレードをせず土台部分を作りしっかり基礎固めしてください。

 

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