マネーゲーム

ゲーム理論からマネーゲームは、トランプゲームよりはるかに単純なのに何故難しいのでしょう?

最近は堅苦しい記事ばかりになりましたので、すこし違う方向から相場と言うモノを見て行きましょう。

私のトレード手法はこのゲーム理論が大きく関わっています。
この記事を読み自分のトレードに不足している部分を見つけてみてください。おそらくほとんどの人が3つあるゲーム理論のあと1つが不足しているせいで上手く利益が出せてないのではないかと思います。

まずは何故、マネーゲームは難しいのか。先週のツイッターで私の勉強ノートを投稿した内容です。

・単純なゲームほど、やり方(こつ)が覚えにくい(身に付かない)
・入りやすい(誰にでもできそうな)モノは、万年下手が多い。
・可能性の大きい(大きい利益を得られそうな)モノほど無理をしやすい。
・お手本のない(上手な人のを見る事ができない)モノは、自分勝手(自己流)になりやすい。
・選択肢(種類)が多いほど、あれこれやって慣れがない。
・単純な(簡単にできる)モノほど基本が大切なのに疎かにする。

FXなんかは特に「上」か「下」かを当てるゲームです。ここには「勘」や「運」なども含まれて自分の実力で本当に取れたのかがわからないと言う一番重要視しないといけない部分が発生します。しかし、ほとんどの一般投資家は「運」を実力と勘違いしそのままトレードを続けて近い内に痛い目に合うのではないでしょうか?
これが実際に「実力」なのか「運」なのか判別するのは本当に難しいのでしょうね。

そしてレバレッジと言う少ない資金で大きな利益を狙えるこの誘惑。本来は安全の為にあるレバレッジがいつのまにやら一攫千金の手段として使われている誤解。400倍のレバレッジだったら普段の400倍の建て玉を入れれる。この考えが既に破綻していいるんですよね。レバレッジを高くすると危険と言われていますが、その発言をする人は「FXやった事ないよね?」「それFXで負けた人が言う発言ですよ。あなたの正体バレバレですよ」と言ってあげたいです。

サロンやセミナーでFXを教えますなんて言っている所はどうでしょう?その人は実践のトレードを見せてますでしょうか?「玉帳」「元帳」などの資料はプロであれば必須の資料です。今だとパソコンで簡単に出せるから決算や確定申告の時にしか出さないなんて言う人もいますが、実践中に絶対に必要になる資料です。プロップトレーダーでしたら必ず毎日か遅くても週末には作成しないといけない資料です。
ほとんどのセミナーやサロンはチャートにラインを引いたりして予測してるだけだと思います。何かの技法を使った解説や、ファンダメンタル的な解説をしたりと過去既に起こっている事に対しての発言です。未来の予測を求めて入ったつもりが過去の解説ばかり、そしてたまに出る予測の発言はどちらともとれる微妙なニュアンスだったりと予測屋が予測をしない状態になっているのではないでしょうか?
勝っている人の実践を見て学ぶ、これほど有効な学び方はありませんよ。

あとは技法の多さ。いろいろな理論がありますね。何か一つでも集中して極めてもらえればそれでも充分利益が出せると思うのでしょうが、早く利益を出したいからとすぐにあきらめて他の技法に移り行く。

圧倒的に多いのが、色々な情報を仕入れて実際は行動に起こせない。頭で考え頭で処理をしてしまう所ですね。人間は賢い生き物です。結果まで頭の中で予想する事が出来てしまうのです。しかし、「技術」に関しては頭の中で考えて上達する事は出来ず必ず実践を行わないと身に付きません。まずはやってみる。行動を起こしてみる。一歩踏み出す勇気と言いますか追い込まれた状況といいますかそうならないと難しいんでしょうね。

一度自分と比較してみてください。

ゲーム理論には必勝法と言うものが存在しています。しかしそこにはギャンブル性は全く無い事をまず理解してください。

マネーゲームと考えても所詮は楽して勝つ事は出来ないと言う事ですね。

ツキや運の流れを重視するシステム

私の場合は「うねり取り」と言ってますね。毎日場帳を付け、グラフを描き上下の波を読みそろそろ「上がりそう」「下がりそう」と考えます。

チャート分析タイプがメインにしているやり方ではないでしょうか?過去のうねりから「天井」や「底」でラインを引いて「レンジ」や「トレンドライン」を予測する。
残念なのがチャートを使ってしまう事ですね。今回のような大幅なトレンドを形成すると縦の比率が変わってしまいます。今まで見ていた画像がいきなり変化するわけですからそんな状況で冷静なトレード判断なんか出来ませんし、そしてしばらくは何も出来ないと思います。
そしてラインを引く。これは次第に「ここで仕掛けなきゃ」なんて感情が優先してしまいます。本当は価格変動の波を見極め仕掛けのチャンスを探さないといけないのですが、過去の「天井」ラインを引いたせいで本来必要な今現在の価格変動を見極める事が鈍くなっていきます。「嫌な予感はしたけど、買いのサインだったから・・・」なんて感じた人は過去の「天井」や「底」を気にしたトレードをしてる人が多いのではないでしょうか?

予想に対して重要視する要素に関するシステム

簡単に言うとファンダメンタル分析ですね。政策金利の発表や雇用統計のイベントと言割れている内容です。

「今月の雇用統計は動きが鈍かった」と発言した人がいたから記事にしてくれと頼まれてたの忘れてました。

ーーー
どうしよ・・・雇用統計前にいろいろな通貨ペアが大きな動きをしましたよね。しかも一般投資家が想定外と発言してしまうほどの動きです。
そして今回の動きは鈍かった。ここに関連性があります。去年ではGBP系が大きく動いた次の日に雇用統計があった時がありましたが、その時も動きは鈍かったですね。

雇用統計などの指標の発表後は誰が市場を動かしているのでしょうか?その前に指標とは何かおわかりでしょうか?全て一般投資家の勘違いから発生している事をまず理解する必要があります。

まずは、市場の価格。これは今現在の世界経済の価値を忠実に表しているとても優れた機能を有しています。つまり今現在が今その国の価値であり価格なのです。

そして雇用統計とは何でしょうか?これはただの過去の発表であり、発表した時に雇用者数が発表値になったわけではありません。

ゆっくり頭の中を整理して行ってくださいね。

雇用統計の数字は一ヶ月かけて出来上がった数字です。その間、国も国の価値や価格はそれに連動して上げ下げを繰り返しているのです。

つまり、雇用統計の発表で大きく動いたのはその時点で国の価値に変動があったのではなく、一般投資家の勘違いから発生しているのです。

「雇用統計の発表が良かったらドル高になる」のではなく、その発表した数字だから今のドルの価格になっていると言う事です。

この一般投資家の誤解は見ての通り、市場を動かすレベルになります。投資評論家なんかも堂々と間違った考え方を発言してしまいますから一般投資家も誤解して当たり前なんでしょうね。偉そう、頭がよさそう、肩書などから疑う事を止めてしまうのが人間というものですからね。

答えを言うと今回は多くの一般投資家が雇用統計前にほとんどの資金を使ったり負けたりして動くことが出来ない、または発表前のあの大きな値動きに恐れをなして仕掛ける事を躊躇したからです。

ーーー

指標の発表などは2種類ほど存在しますね。金利政策の発表と雇用統計などです。気を付けるべきは金利政策など過去の結果ではない「これからこうなります」と言う発言です。これはその国の価値を動かす機能があります。でも過去データーの発表は全く別です。過去の発表で価格が動いたのであれば一般投資家が乖離する方向へと動かしたのです。そして価格は必ず今現在の国の価値まで戻ります。

つまりそこを突くのです。ほとんどの人が発表と同時にトレンドに乗ろうと仕掛けたりします。しかしそれは本来の価格とは違う方向へ向かう為予測不可能な状態となります。「良い発表なのにドル安になった」なんて事もあったでしょう。
雇用統計と言う発表が後付けになって価格が動いたのであればのんびり朝まで待って戻りを狙うのです。この方がかなりの確率で勝てるのではないのでしょうか?

儲ける金額の多寡をコントロールするシステム

マネージメントの事となります。ここがほとんどの人が疎かにしてしまう部分かと思います。「楽して儲かる」と入ってきた人が多いので当然でしょうか。

ほとんどの人が単発でのトレードを主としています。「ここだ」と思った所で仕掛けたらあとは見てるだけ~~。と言うのが主体ですね。お祈りもこの時に行います。

「ナンピン」と言う言葉は聞いた事があると思います。周りからは危険だと言われるこの技法を用いて自分が欲しい利益を求めるのです。「取れるだけとってやろう」なんて考えはダメです。「取ろう取ろうは取られのもと」と言われるぐらい危険な行為です。ここでは、ナンピンいわゆる分割と言う技法を使い自分の仕掛けた建て玉を増減させてコントロールし自分の欲しい利益をとるのです。

この部分は考えたり勉強したりして得る事が出来ない実践を行い技術として身に付けなければ出来ない事となります。プロ野球の選手やオリンピックの選手が毎日継続して練習している事と同じですね。
この時点で私が忠告している、相場は「実践者に学べ」と言う事につながります。
サロンやセミナーで実践を行っている人がまずいません。情報収集がメインとなり忙しくそして実践を行わなくても収入源があるからです。ほとんどの運営者は既に自分は勝てないと自覚した人ばかりだと思います。
でも、長い年月をかけて努力して勉強してきた知識が勿体なく感じ、良かれと思い人に教え始める・・・しかし、それは負けた人の経験であり、勝って成功を収めた人の情報でない為、参加者で勝てる人は皆無と言う状態となります。

多寡をコントロール。では、自分は一連のトレードでいくらの利益を上げたいのか、トレードと言う実力主義の世界であなたの今のレベル、そして資金量から得られる利益はどれぐらいが理想なのか?などなど考えないといけません。
そしてその状態を見つける為に行うのが、分割売買方式です。

マネーゲームが他のギャンブルや賭博と違う部分は仕掛けても途中で降りたりする事が出来る事にあります。競馬などでは買った馬がスタートでこけて1着は絶望的だから払い戻しして。なんて言う事は出来ません。しかし、マネーゲームは仕掛けてから調子が悪ければ途中で降りる事が出来ますし、調子が良いと増し玉をし利益を大きく狙う事も出来ます。
ここが、ギャンブルと全く違う所ですね。しかし、ほとんどの人は分割は危険との認識でマネーゲームを行わずギャンブルを行ってたりしているのです。考え方が実は真逆だったりするのです。
これは、書籍やセミナーなんかで肩書に惑わされる人間心理によって深く考える事なく信じてしまった結果にすぎません。
自分でやって勝てないから「やる側」から「やらせる側」に変更したと認識しないといけません。

分割売買。しっかり考え方を持ち資金管理やリスク管理を行えばこれほど安心して出来るトレードはありません。みんながダメだと言ってるからやらないではなく、一度自分で体感してどのような感触が得られるのか実践をおススメします。

まとめ

ゲーム理論では、このような3つのシステムがあります。使っても2つ程度と言う所でしょうか?一番重要なマネージメント能力。資金管理やリスク管理はちゃんとやっていると言う方もいるかもしれませんが、それはギャンブルの中でのお話だと気づいたかと思います。もう一つ深く入り込みトレードをしながらポジションを増減させるマネージメントを行ってみてはいかがでしょう?

物凄く簡単に説明すると、場帳を記入しグラフを描き「うねり」を読み、指標の発表内容を理解し一般投資家心理に騙されず冷静な判断を行い、建て玉を分割させ保有ポジションを増減させて利益と損失をコントロールする。
こんな感じでしょうか?

ゲーム理論と言っても「楽しく勝とう」と言う内容ではありません。勝つ為には経験上の勘や統計、そしてマネージメント能力これらが必須となってきます。

今は、相場が乱高下し、上下の値幅も大きくチャートでは何のインジも昨日していない状態となっていると思います。
仕掛けるタイミングがない今、ご自身のトレードスタイルを今一度確かめてみては?

コメント